【フォルボ】SS3環境考察#5 最前線でのタイマンでわざと負ける理論
課題
現環境はGKクリアがとにかく強い。一度でもフリーの敵GKにボールを出したら、瞬く間にクリアされ、ボールは自陣地へ。
このGKクリアを避けるべく、試合を振り返った時に気づいたことがあった。今回はその気づきから生まれた対策案を紹介する。
対策案
対策案は『(1球攻め時)最前線でのタイマンや競り合い時にわざと負ける』である。わざと負ける場合の流れが次の通り。
わざと負けた後、タイマン相手を掴む → 後ろの味方(攻めカバー)にボールが渡る → 掴んでいる間に後ろの味方にボールを運んでもらう → わざと負ける → … 以下ループ(下の図参照)。
こうすることで、理論上は敵GKにクリアされることなく、最前線にずっとボールがある状態を作ることができる。そして、もう1球が来て2球攻めになった時に押し込めばシュートに持ち込めるという算段である。
ちなみに、この対策案をどの位置で実施するかだが、敵ゴールの斜め壁の根元付近で実施するとかなり嫌らしいと考えている。その理由は、GKの心理として、斜め壁の根元までは上がりたくないが、無視はできないからである。
GKが斜め壁の根元まで上がるとゴール前を空けることになり、結果、ボールがセンターへこぼれた時に簡単に押し込まれてしまったり、もう1球が来ても止められなかったりすることが多い。逆に、へこみ付近から上がらずにボールを無視していると、ツータッチ程度でシュートになる場合もある。
このDFとGKの境目とも言える位置が『斜め壁の根元付近』なので、この位置で本対策案を実施するのが良いと考えている。
ちなみに、GKの考え方としては、以前に『GKの強い立ち回り&GK/DFの境界線』という考察を投稿したので、こちらを読んでほしい。
おまけ: 対策案の誕生経緯
この対策案は、以下2点の気づきから生まれた。
(1) 自分が最前線の時に、タイマンで勝ってるのにGKにクリアされていたこと
試合を振り返ると『最前線でタイマンに勝つ → 敵に掴まれる → 掴まれている間に敵GKがクリア』という流れが多かった。これは皆も何度も経験したことがあると思う。
つまり、タイマンで勝つからこそ、フリーの敵GKにボールが渡ってクリアされるということだ。
(2) 自分がDFの時に、タイマンで勝ってるのに打開できていなかったこと
これは今回紹介した対策案の逆視点である。自分がDFの時にタイマンで勝つものの、敵の攻めカバーに戻されるのでずっとボールがそこにある状況になる。
この場合の対策(=対策案の対策)としては、無理やりにでもDFとGKの間にスペースを作って、後ろにボールを転がしてGKクリアを狙うしかないと思う。
対策案が本当に有効かは不明だが、試す価値は十分にあると考えている。実際の試合でやってみた後、その感想を追記しようと思う。
以上