フォールボール協会

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【フォルボ】SS3環境考察#4 多人数試合(8vs8以上)の攻め時に前待ちするべきか/敵DFを掴むべきか+補足有り

※2022/12/08の配信で考察した話。

課題

現環境における多人数試合(8vs8以上)で2球攻めを食らっていたとする。

その時に、自分が攻めだったら、前待ちするべきか(ゴール付近で待つべきか)/敵DFを掴むべきかを机上で考えてみた。

結論

『その日のボールの飛びやすさ』と『DF&中盤の味方がドリブル派かダイブ派か』で決めるのが良いと考えている。

ボールの飛びやすさの判断方法は『DFラインから確定シュートが狙えるぐらい飛ぶか・飛ばないか』である。

以降、それぞれで必要な条件を示す。

前待ちしたほうが刺さる条件

『ボールが飛びやすい、且つ、DF&中盤の味方がダイブ派』の時は前待ちが刺さると思う。逆に敵DFを掴むのは良くないと思う。

その理由は、ボールがよく飛ぶ日はボールが敵GKラインまで届きやすく、それを敵GKにロングでクリアされやすいからである。

前待ちすれば、敵GKラインまで届いたボールに割り込んでGKクリアを阻止しやすくなる(下の図参照)。

逆に言えば、敵DFを掴んでいるとその間にGKにクリアされてしまうので良くないと考えている(下の図参照)。

※下の図では、味方が敵GK正面へ打っているが、斜め壁側に打ったとしても壁に当たってGKの目の前にボールが落ち、うまくクリアされるケースが多い。

あとは、ボールの飛びやすさに関係なく、リスポーン時に前待ちするのはありだと思う。リスポーンで味方が勝った場合、敵DFがいなければそのままシュートに持ち込めるし、敵DFがいればチャンスを阻止できるからである。

敵DFを掴むほうが刺さる条件

『ボールの飛びやすさに関係なく、DF&中盤の味方がドリブル派』の時は敵DFを掴むのが刺さると思う。逆に前待ちは良くないと思う。

理由は以下の通り。

 

■ ボールが飛びやすい、且つ、中盤&中盤の味方がドリブル派だった場合

中盤でドリブルしている時に、ちょっとの弾みで敵DFにクリアのチャンスを与えることが多い。なので、敵DFを掴めば、そのチャンスを阻止することができる(下の図参照)。逆に前待ちだとチャンスを与え続けるので、一生ボールが来ない状態になる。

 

■ ボールが飛びにくい、且つ、中盤&中盤の味方がドリブル派だった場合

敵DFを掴めば、敵DF&GKにクリアされることなく確実に斜め壁あたりまでボールを運ぶことができる。逆に前待ちしていてもボールが来にくいので、役立ちにくいと思う。

残りのパターンは不明

残りのパターンとして『ボールが飛びにくい、且つ、DF&中盤の味方がダイブ派』があるが、この時はどちらの立ち回りが刺さるかは運だと思う。

無難なのは敵DFを掴む方法だと思うけど、実際に試合してみないとなんとも言えない。

補足: 6vs6以下の試合での"待ち"は超弱いので厳禁

6vs6以下の試合で『前待ち』や『逆サイド待ち』をしている人を時々見かけるが、これは普通に戦犯である。

理由は、6vs6以下では、マンマークしないと簡単に敵をフリーにさせてしまうからである。特に現環境は誰もが簡単に確定シュートを打てるので、フリーにさせて良いことはひとつもない。

逆に、やるべき行動はボールを運ぶか・味方の攻めをカバーするか・敵を掴むかの3択となる。

ただし、攻め側にいる場合で『6vs6にて3人で1球攻めしている時』もしくは『(試合人数関係なく)2球攻めしている時』だけは、攻めの三角形(解説動画)を意識してセンター待ちはあり。

一方で、守備側はそういった例外は無い。GK以外はボールを運ぶか・敵を掴むかの2択になる。GKのカバーに行くのはほとんどの場合で悪手になるので厳禁。

おまけ: 多人数試合のDF横カバーは強い

多人数試合にてDFを補佐する時、DFの後ろにいるよりも横より少し下ぐらいにいると刺さることが多い。

その理由は、横壁沿いのタイマン時、ボールが内側にこぼれやすいからである。そのこぼれたボールをダイブ強打で叩いてもいいし、ドリブルで逆サイドに持っていってもいいし……、みたいな感じで色々パターンを組めるのでオススメ。

 

以上